こちらは 長崎市「新大工町ピアノ教室」です。 ご訪問いただきありがとうございます。
新1年生は、試練時です。学校生活と学童の生活を終える夕方がレッスン時間です。 疲れ切っています。もうグダグダで眠そうに、ピアノに倒れる様子。 「わかるよ、疲れたね。良く頑張ってレッスンに来たじゃない!偉いねえ!」と頭を撫でる。 「ううん〜」とクラゲみたいなグニャア。 「でもさ、せっかく来たから、弾いてみよう。頑張れ!」と言うと、身体の気に気合いを入れ、 完璧に弾いた!集中力がお見事! 「凄いね」弾き終わると、今度は椅子に頭を預けて、目を瞑る。弾きたくないアピールでなくて、疲れたアピールを大きく! 口数少ない男の子は愚痴を吐かない代わりに身体がグニャあり。(笑) 「もうひとつやってみようか?」と促す。 疲れきって弾けないか?と思うと、意を決したのか?バッチリ!と演奏する。(拍手喝采) 先生は心の内で感動・「さっすが、集中力を見せてもらいました」 この子の内面は強いよ。素晴らしいと歓喜する。 教室のお姉さんお兄さん達に見せたかった!
日曜日の午後。教室外に生徒の声がする。 すると、ドア外には、生徒さん親子達。 お尋ねすると、来週から学校帰りにピアノ教室に来るそうです。それで学校から教室までの道のりの練習をしていました。 初めてのおつかいではなく、「一人で通うピアノ教室」です。こちらは女の子です。 小学1年生は自立を学んでいます。保護者の方はご心配と思いますが、敢えて自立の学びの決心が偉い。一人で来た場合は、入室確認を連絡入れ伝えています。 新しい学期に頼もしいエピソード。そして、可愛らしいエピソードをありがとう。 教室の皆から、エールを送ってるからね。